第1日目 トロムソ
 
 初対面のたかひちゃんと成田空港で待ち合わせ。
 2人ともツアーでない海外旅行は初めてで、
 搭乗手続きだって自分じゃやったことないの。
 しかもお互い英語は全く話せない。
 様々な不安を抱えつつ、9日間の旅が始まった。
 



 日本から丸1日かけて北極圏のこの地に到着。遠かった・・・。
 トロムソでの目的はオーロラ。
 オスロから国内線でトロムソへ。
 夜間飛行だったため、機内から緑色のオーロラが観られた。
 だけど機内が明るかったので自分の顔が窓に反射して
 はっきりと観ることは出来なかった。
 まあ、トロムソには3泊もするんだし、その間に1回くらいは
 観測できるだろう、という気持ちでいたため、このときはちょっと
 見ただけで終わりにしてしまった。    
 今思えば、もっとよく観ておけばよかった・・・。

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 空港に着いて荷物を受け取り、外へ出ようとしたら、
 現地の日本人添乗員さんらしき人が私たちに声をかけてきた。
 「荷物は大丈夫?開けられた跡とかない?」「はあ・・」
 私たちは個人旅行なので誰も世話してくれる人などいるはずないのだ。
 どうやら他の女の子2人組と間違えているらしい。
 私らは「女の子」という年齢ではないのだが。
 彼女も間違いに気付いたらしく、その子達の方へ行ってしまった。


 建物の外へ出て、止まっているタクシーに声をかけた。
 ドライバーが荷物をトランクの中に入れてる途中で、
 さっきの日本人添乗員が慌てた様子でドライバーに声を掛けてきた。
 何だろー、もしかしてぼったくりタクシーとかで、同じ日本人が
 被害にあわないように声をかけてくれたんかなあ〜、親切だなあ〜
 などと思っていると、全然そんなことはなくて、
 実はそのタクシーはその添乗員さんが自分のツアーの客のために
 予約していたものだということが判明。
 日本人の女2人組なので、ドライバーが勘違いしたのだ。
 いそいそとトランクから荷物を出すドライバー。
 「ごめんなさいね〜、ドライバーさんが間違えちゃったみたいで・・・」
 と恐縮する添乗員。
 いや、別に構わないっすよ。タクシーは他にもいるんだし・・・と思ったら
 いなかったよ。しばしタクシー乗り場で待つ。極寒の地の夜中に!!
 それにしても飛行機の到着時間の空港で、タクシーがいないって
 どんなんだ?!
 さっきのタクシーにそのまま乗って行っちゃってたら面白かっただろうなー。
 でも、全然違うホテルに連れてかれちゃって泣くハメになってたかも。
 何てったって、全く英語が出来ない私たちなのだから・・・

 
 待ってる間、オーロラが見えないかと期待したが、あいにく雲が出ていた。
 しかも小雪が降ってきて、ありゃりゃ、吹雪いてきたよ!
 なんか極寒の地で心細くなってきた・・・。
 



 程なくしてタクシーが来て、無事ホテルには着いたが、
 道中、怖かったよ〜。
 凍結した道路でもガンガン行くんだもん!!
 日本じゃ考えらんない〜<雪国では考えられる


 ノルウェーでは一晩中、街の明かりを点けておくらしく、夜中なのに
 周りの景色がよく見えた。
 初めて見る北欧の街並みにうっとり。




 ホテルに着き、この日は長旅でくたびれていたので
 オーロラ観測に再び出かけることはせず、就寝。





 
 
 



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